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東京医大は廃校にすべきと思うほど怒っている!

2018年08月11日
教育基本法第四条
(教育の機会均等)すべての国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

 カナダを旅行していた最中に、東京医大の入試差別の第一報が入りました。東京医大の入試は、教育基本法第4条、さらに日本国憲法第14条に違反する明確な女性差別です。法律を持ち出さなくても、入試の点数を恣意的に操作することは、人としての良心のかけらもない犯罪的行為です。もうずっと昔になりましたが、必死で頑張ってきた受験勉強の時代を思うと、東京医大は教育機関として最大の罰を受けなければ気持ちが収まりません。女子受験生や浪人生、そしてその親たちに、心からの償いが出来なければ、そんな学校は廃校にしても良いと思っています。
 一方で、今回の事件がきっかけで、女性医師が出産や育児で第一線を離れるため、関連病院の維持が困難になったり、男性医師や独身の女性医師に仕事のシワ寄せが来るという問題も報道されるようになりました。私は日本呼吸器学会で男女共同参画委員をしていますが、それぞれの学会や医療機関の現場で、この問題を解決すべく努力を重ねてはいます。しかしその道のりも厳しいと感じています。報道からは、まるで女性医師の存在そのものが問題のような印象を受けますが、そもそも家事や育児そして親の介護を、日本ではどうして女性がしなければならないのでしょうか?下記の図は、私が3年前に講演したスライドの一部ですが、引用した論文によると、子どものいる女性医師が、家事労働時間と診療時間を合わせると、最も長時間働いていることになります。一方で家事労働にあまり関わらない医師では、当直明けの連続勤務、夜間の呼び出し、学会準備、研究や論文執筆、抄読会、夜の研究会など、長時間労働が常態化して、家事や育児まで手が回らないという現実もあります。今回の事件を契機に、適正な医師数、医師の過重労働といった問題が大いに議論され、包括的な解決に向けて前進していくこと願っています。

女性医師の労働時間 
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カナディアンロッキーの旅(3)

2018年08月03日
 ジャスパー滞在後は、バンフを目指してひたすら南下しました。途中、行きで通過したコロンビア大氷河近くでは、足元がガラス張り展望通路のグレーシャー・スカイウォークに行きました。ここでは氷河や渓谷を別の角度から体感することが出来ました。そして2つの湖の散策を楽しんだ後、ジャスパーから300km離れたバンフに到着しました。
 バンフは人口8000人ほどのカナディアンロッキー観光の拠点となる街です。私達はカスケードガーデンという見晴らしの良い、まるでおとぎの国のような公園に行きましたが、そこだけではなく、街全体が公園のように思える本当に美しい街でした。
 お隣のアメリカはかつて住んだり、何度も行ったりしましたが、カナダは3回目とは言え、本格的に観光をしたのは今回が初めてでした。アメリカが持つ自由な雰囲気に加え、カナダはさらに平和を感じる国でした。また機会があれば是非訪れたいと思いました。(完)

写真8:グレイシャー・スカイウォーク
写真9:モレーン湖
写真10:バンフのカスケードガーテンにて:背景にはバンフを代表するカスケード山。

カナダ8 

カナダ9 

カナダ10 

追記:謝辞
 今回の旅行では、出発時に国際線欠航というトラブルがありましたが、電話とメールでサポートして下さったJTBグランドツアーの柏木康宏さん、そして現地で日程を調節して下さり、全ての観光を安全に楽しく続けることをサポートして下さったEXALTA 21 INC. Bunff Guide Serviceの田村由華さんに感謝いたします。田村さんとの1週間の旅は本当に楽しくて素晴らしい思い出になりました。

写真:マリーン湖にて田村由華さんと共に(本人の承諾を得て掲載)

カナダ11 
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カナディアンロッキーの旅(2)

2018年08月03日
 ルイーズ湖からジャスパーに行く途中に、コロンビア大氷河があります。そこでは雪上車に乗り換えて大氷河を訪れ、実際に氷河の上に立って見物することが出来ました。そして今回の旅行で最も感動したのが、ジャスパー国立公園内のマリーン湖でした。この湖はカナディアンロッキー最大の氷河湖で、遊覧船に乗って左右の景観を楽しみながら遡り、Split Islandと呼ばれる小島近くの桟橋まで行きました。湖と森と小島の風景は本当に幻想の世界でした。
 その後はカナディアンロッキー最高峰のマウントロブソンを見るため、ブリティッシュ・コロンビア州に入りました。ジャスパーからは90kmの距離ですが、天気にも恵まれ、逞しい山頂がしっかりと見えました。

写真1:コロンビア大氷河にて:氷河が汚れていてちょっとガッカリ。
写真2:マリーン湖
写真3:マウントロブソン(標高3954m)

カナダ5 

カナダ6 

カナダ7 
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カナディアンロッキーの旅(1)

2018年08月02日
 7月28日からの出発予定で恒例の夏休みの旅行が始まりました。ところが今年は出発にとても苦労しました。28日に台風12号が関東に接近することが予測されたので、同日の福岡発の飛行機をキャンセルし、27日の夜に新幹線で東京に向かいました。ホッとしたのも束の間、28日には何と私が乗る予定だったエアカナダ10便が欠航になりました!すったもんだの大騒ぎで、結局1日遅れの同じ便に乗り、カルガリーに無事到着しました。
 1泊分損をしたのですが、旅行は2日目からの予定を順調にこなし、5日目までに訪れる予定だった場所にはすべて行くことが出来ました。しかも見事な晴天が続き、筆舌に尽くしがたい美しい風景の数々を見ることが出来ました。今回カナディアンロッキーを選んだ理由ですが、ここの美しさを何人かの人から聞いていたこと、そして最近の私の趣味が水面に映った美しい山や木々の写真を撮ることなので、それを実現したいという思いからでした。湖面の美しさは、最初の2日間だけでも目的が十分に達せられました。
(旅程:ルイーズ湖(1泊)→ジャスパー(2泊)→バンフ(2泊))

写真1:エメラルド湖:最初に訪れた湖でエメラルドグリーンの湖水で有名です。
写真2:ルイーズ湖:最初に宿泊したホテルの目の前の湖で、宿泊客だけが鏡のような静かな湖面の景色を早朝に鑑賞することが出来ました。
写真3:ボウ湖:ルイーズ湖からジャスパーに向かうパークウェイのそばの湖。この日の湖面は特別に美しかったです。
写真4:ペイトー湖:自然界にこんな色があるのかと思うほどの色彩です。透明ではない色の湖にも山の姿が映し出されていました。

カナダ1 

カナダ2 

カナダ3 

カナダ4 
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日本人に必要な「臨機応変」

2018年07月22日
 先日の豪雨の後から、日本の広い範囲で記録的な暑さが続いています。そして、熱中症のため搬送されたり亡くなる人が後を絶ちません。特に学校行事でのこうした事故には本当に心が痛みます。
 学校の先生達も異常気象のこと、熱中症の危険性など知識がない訳ではないと思います。私はこうした事故は、現場で判断をしたり、直前に予定を変更することが出来ないという、悲しい日本人の習性に因るものではないかと思います。物心がついた時から、他人と足並みを揃え、他人に迷惑をかけない生き方に価値を置いた教育や社会からのプレッシャーがあります。個性的な行動をしたり、独自の判断をすると、「出る杭は打たれる」とばかり逆風が吹き荒れます。外が異常に暑いから行事を中止したいと考えても、○○の許可が必要とか、○○委員会を通してからでなければダメとか、中止したらしたで、その穴埋めをどうするかとか、そんな煩雑な事情のために、無理をしてしまうのではないでしょうか?
 ガチガチの日本社会で生きていくのは本当にストレスフルです。でも立ち止まって頭を冷やし、本来の人間のあり方、幸福の追求、そして危険の回避をしっかり考える必要があります。異常気象も含め、人生には思いがけない出来事が無数にあります。職場や学校のルールが全てではありません。思考停止に陥らず、様々な可能性を柔軟に考えて、臨機応変に行動することが、日本人に必要な事だと思うし、また管理職とか上司と呼ばれる人ほど意識すべきと思います。

写真:暑い日のダレた過ごし方

暑い日々 
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大人の修学旅行(韓国:密陽編)

2018年07月16日
 7月14日から16日までの猛暑の3連休、以前からの計画通り、親友のイ・ウンスクさん、イ・ユジョンさんと一緒に韓国の密陽(ミリャン、밀양)に行きました。密陽は釜山から北にバスで約1時間の所にある人口10万人ほどの街です。ここにユジョンさんが勤務している大邱保健大学の研修施設があり、宿泊予約をしてくれました。
 研修施設は密陽市内から車で40分ほど離れており、周辺には密陽湖(ダム湖)、1000m以上の山々、そして河川があり、ペンションが林立し河川の畔にはキャンプ場が連なる避暑地にありました。家族で泊まれるキッチン付きの広い部屋に1人ずつ泊まり、湖の周りのドライブ、美味しい食事、ケーブルカーでの登山、そして部屋での酒盛りと語らいを楽しみました。
 ユジョンさんが私に「老後は何をするつもりか?」と聞いてきました。私は日頃から老後という区切りはないと思っており、いつまでも好奇心や向学心を持ち続けて、そのまま仕事や社会活動、趣味を続けていきたいと答えたら、とても感動されました。私は韓国の文化や日本との交流に興味があるので、何度も韓国旅行をするためには、語学を学び続け、元気でなければなりません。また禁煙推進や受動喫煙防止は、呼吸器内科学の一部だし、第一線を離れたとしても、社会活動としてずっと続けていくつもりです。
 密陽ではとても有意義な時間を過ごすことが出来ましたが、この暑さには本当に参りました。15日の午後には密陽も37℃まで気温が上昇しました。ケーブルカーで1000mちょっとの山に登って、そこからさらに遊歩道を歩いて山頂まで上がったのですが、滝のように汗が流れました。そのあたりが体力の限界だったようですが、これからも無理せずに旅を続けていきたいと思います。(55回目の韓国旅行)

写真1:研修施設の前で(左からウンスクさん、ユジョンさん、nyan)
写真2:ケーブルカーで上がった山頂からの景色
写真3:とても美味しかった韓定食

密陽旅行1 

密陽旅行2 

密陽旅行3 
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私が乗っている飛行機を発見!

2018年07月09日
 このところ2週連続で、それぞれ異なる学会の会議に参加のため、週末毎に東京に行ってきました。往復10時間程の東京出張は疲れるのですが、最近は飛行機に乗る楽しみが1つ増えました。
 御存知の方も多いと思いますが、全日空では今年4月から機内で無料WiFiサービスが始まりました。もちろん好奇心の塊の私はすぐに利用を開始しました。空の上からツイッターをするのは、本当に気分爽快ですが、昨日と今日はさらに大発見をしました。そう!私が大好きなアプリのFlightradar24で、自分が乗っている飛行機を確認出来たのです。そして「今、ここを飛んでいるよ〜。」と、ツイートしたり、家族にメッセージを送ったりもしました。
 男に生まれていたら、国際線のパイロットになりたかったのですが、そういう人生にはならず、ただ飛行機を見るだけで、わくわくする気持ちが続いています。Flightradar24も、家の上空を飛ぶ飛行機を確認するために使い始めましたが、まさか自分が乗っている飛行機をそのまま機内で見れるとは、夢にも思いませんでした。
 今回は水難を後に飛び立ち、東京で地震に遭遇した痛い旅行ではありましたが、WiFiとFlightradar24のおかげで、ちょっとウキウキした気持ちになりました。

写真:帰りの飛行機(NH269便)

NH269 
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新人看護師聴診実習

2018年06月26日
 何年か前から、3W病棟の新人看護師さん達を対象に、肺音の聴診実習をしてきました。当科の患者さんのほとんどが3W病棟に入院するので、自然にそうなったのですが、今年度から大松看護部長の肝いりで全病棟が対象になりました。
 そんなわけで6月12日(3W病棟)、6月22日(4W病棟)、6月26日(4E病棟)の3回シリーズで、いずれも放課後(?)に新卒の人達だけを対象に行いました。この実習は長年医学部の5年生にしているのですが、約2ヶ月の病棟勤務の新人看護師さん達の方が、はるかに良く聴診出来ることに毎回驚きます。2ヶ月の実践が重要なのか、「国家試験」に合格した直後で知識が豊富なのか、そのあたりの理由はよくわかりません。
 そして今回とても面白かったのは、管理職の人達の反応です。いずれも病棟の師長さん達が参加し、そして教育担当師長、看護部長、看護副部長も来られました。新人さん達は黙々と実習に励んでいましたが、若い頃にシミュレータ教育を受けたことのない管理職世代の方が、キャッキャと夢中になって聴診実習を楽しんでいました。本当に楽しんでもらってとても嬉しいので、また御要望があれば、いつでも対応したいと思います。

写真:4E病棟の新人看護師さん達の聴診実習

看護師聴診実習2018 
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第24回若松はいスクール

2018年06月15日
 今日は研修室で第24回若松はいスクールを開催しました。いつもどういうテーマにするか悩むのですが、今回は事務方にお願いすることにしました。若松病院には病院管理課と医事課がありますが、医事課参与の蒲原さんに「病院で支払う医療費のしくみ」について講演していただきました。蒲原さんと言えば、本当に産業医大病院時代から、レセプトチェックで呼吸器内科がお世話になっており、若松病院でもずっとアドバイスを頂いています。当院で医療費に最も詳しい蒲原さんから、たくさんの資料をいただき、丁寧な解説をしていただきました。これまで診断や治療に関するテーマばかりでしたが、事務方の視点でお話を聴くことが出来たのは、本当に良かったと思います。
 さて後半は私が「病院で経験する人生のドラマ」というタイトルで、若松はいスクールが始まって以来、初めての「6つの小話から成る勉強っぽくない話」をしました。(例:「小話1:全日空ホテルの客は見た」)ただし若松病院での話はあまりにも直接的なので避けて、昔話のテレビドラマのような話のオンパレードにしました。参加者の皆さんの息抜きになれば幸いと思っています。次回は9月21日に開催予定ですので、またよろしくお願い致します。

写真1:蒲原さんの講演の始まり
写真2:蒲原さん作成の資料
写真3:ニャンの講演の始まり

24回はいスクール1 

24回はいスクール2 

24回はいスクール3 
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トリの日韓交流デビュー

2018年06月12日
 このブログにも何度か登場している私の親友の李銀淑さんが、社員3名と一緒に出張で北九州にやって来ました。李さん達が「若い先生にも会いたい。」と言うので、昨夜トリを連れて小倉の坪根に行きました。
 トリは英語圏も含めて初の「国際交流」だと言い、何日か前には自己紹介の練習をしていました。「鳥井イッスムニダ」(←鳥井います。)ちょっと違うので訂正して、Google翻訳を使えば、日本語で話すとそのまま韓国語に翻訳されるという有用な情報も教えてあげました。トリは病院を出る前に、アンニョンハセヨとかサランヘヨ(愛しています)とか、使えそうな言葉をGoogle翻訳に保存していました。
 さて事前に私は知っていましたが、相手方は50代2名、60代2名で、社長、常務、顧問などの肩書きを持つ人ばかり。トリが「独身です。」と自己紹介したら、李さんに「私も独身ですよ、キャハハハ!」と返されて、最初からとても楽しい雰囲気になりました。坪根では、サントリーのマスターズドリームから始まって、焼酎や日本酒を飲みながら、美味しいコース料理を楽しみ、不思議な会話で大いに盛り上がりました。私も人なつこいトリのおかげで、自分1人だけよりも、会食を楽しむことが出来ました。来月は私が韓国に行く番です。これからも楽しく交流を続けたいと思います。

写真1:盛り上がる会食の始まり
写真2:出来上がった人々(左から李さん、パクさん、キムさん、トリ、ニャン、ユンさん)

坪根2018-1 

坪根2018-2 
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2ヶ月遅れの歓迎会

2018年06月07日
 昨日は若松区の「花と竜」で、2ヶ月遅れの山口先生歓迎会をしました。ここは去年、宇山先生の歓迎会も行ったお店です。2ヶ月遅れたのは特別の理由はありませんが、病棟の歓迎会が先にあったので、危うく開催を忘れそうになっただけの話です。
 4人集まると仕事の話よりも、旅行や趣味の話で盛り上がり、宇山先生の登山、トリのマ○○ン、ニャンのミステリーツアーなど、時が経つのも忘れて語り合いました。山口先生はあっと言う間に当院の仕事に慣れて、「もっともっと患者さんを持たせて下さい」というオーラを放っていました。山口先生は半年勤務なので、もうすぐ送別会もしなければなりません。それまでに病棟の仕事だけではなく、試験や講習会など、ひとつひとつクリアしながら、元気で頑張ってもらいたいと思いました。

写真1:去年と同じような歓迎の紙
写真2:4人で乾杯!(左から宇山先生、トリ、ニャン、山口先生)
写真3:トリとその部下達

うやま 

花と竜2018-1 

花と竜2018-2 
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3回目の宗像・大島ウオーキング

2018年06月02日
 今日はあまりにもお天気が良かったので、衝動的に大島に行って来ました。沖ノ島が世界遺産になったため、大島行きのフェリーも新しくなり、また1回目に行った時は飲食店もなく食事にありつけなかったのですが、今日は普通の民家のようなお店で漁師料理っぽい刺身定食を食べることが出来ました。
 今回は3回目ということもあり、穴場の大島灯台を目指して西側のルートを歩きました。アップダウンの多い道をひたすら歩いて、やっと素晴らしく美しい景色を見ることが出来ました。しかしその後の大島灯台から風車展望所や砲台跡に向かう「遊歩道」は、確かに整備された道でしたが、引き続きアップダウンや階段の多い道で、炎天下ということもあり最後には本当に疲れ果ててしまいました。砲台跡からは、「グランシマール号」という観光バス(300円)に乗って、港まで戻ってきました。
 今日の歩数は19,321歩で12.2kmでしたが、次回行く時には、もう少し疲労困憊しない方法を考えようと思いました。

写真1:漁師料理っぽい刺身定食
写真2と3:大島灯台から見えた美しい景色

漁師料理 

大島灯台1 

大島灯台2 

追記(6/3) :昨日のウオーキングは半分成功・半分失敗だったと思います。成功は美しい青空の下で美しい景色を見ることが出来たことです。私のウオーキングの目的は、美しい景色の写真を撮りながら楽しく体を鍛えることです。難行苦行が目的ではなく、ましてや宗像の島で倒れたり遭難したりするのは本意ではありません。これは「働き方」の考えにも繋がりますが、これからも「楽しく」を最優先で物事の計画を立てていきたいと思います。
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禁煙指導スキルアップセミナー in 熊本

2018年06月01日
 昨日は「禁煙指導スキルアップセミナー in 熊本」という研究会で講演をしました。主催側からは「患者さんに禁煙外来を勧めるテクニック」みたいな内容を要望されましたが、私は禁煙外来に患者さんを紹介される側なので、少し戸惑ってしまいました。もちろんCOPDの患者さんを自分の禁煙外来で治療をすることはよくあるのですが、そこから普遍的な話に持っていくのは難しいと思いました。
 あれこれと講演のアイデアを積んだり崩したりの日々が続きましたが、身近な例で話題提供をすることにしました。まず外科系代表は当院整形外科・診療教授の内田宗志先生です。内田先生は日本でトップクラスの数の関節鏡手術をこなしており、国内外のスポーツ選手が当院で治療を受けています。基本的に禁煙しなければ関節鏡手術をしないので、これまで多くの患者さんを禁煙外来に紹介していただいています。喫煙したまま手術を受けると術後の合併症が増えるなど、患者さんにとって好ましくない結果になってしまいます。一方、内科系の代表が以前糖尿病内科に勤務されていた松下幸司先生です。過去のブログにも書きましたが、外来のたびに5Aのアプローチを繰り返して、多くの患者さんを禁煙に導いたり、禁煙外来へ紹介して下さいました。内田先生も松下先生も、テクニックというよりも本当に日々の地味な指導の積み重ねによるところが大きいと思っています。
 講演の準備の過程は、かなり勉強になるものです。熊本でのディスカッションを元に、また次の講演準備を手がけようと思います。なお今回は講演前に座長の橋本洋一郎先生とのおしゃべりに夢中になったため、ブログ用の写真を撮り忘れました。(^o^)

写真1:研究会のチラシ
写真2:JR熊本駅のくまモン(2月24日とは別の場所に移動

禁煙セミナーin熊本 

移動したくまモン 
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立憲アカデミーふくおか

2018年05月19日
 今日は福岡で開催された「立憲アカデミーふくおか」という集会に参加しました。医学系以外の大きな集会・講演会の参加は初めてで、立憲民主党代表の枝野幸男氏の1時間の講演を聴いて、立憲主義と民主主義の基本、そして同党の経済政策についてじっくり学びました。私達の講演はスライドを使って行いますが、政治家はスライドを使うこともなく、また枝野氏に限って言えば、原稿を見ることもなく、スラスラと流暢に話を進めるやり方には、本当に驚きました。
 またさらに驚いたのが、質疑応答の時間です。講演時間と同じ長さの1時間をあてており、講演後に進行係が「質問は?」と言った途端に、約200人の参加者のうち10数人の手が一斉に上がりました。そして1人ずつ質問に答えるのではなく、数人ずつ質問を聞き、まとめて回答をするという方法でした。質疑応答を通じてさらに同党の政治姿勢が明確化し、理解の助けになりました。
 会場はホテルの宴会場でしたが、マスコミのカメラも多く、またコワモテのSPさん達が目を光らせており、医学系の講演会とは雰囲気が随分異なりました。しかし他の国会議員による開会や閉会の挨拶も含めて、2時間半のプログラムの全てが面白く、ぐいぐいと引き込まれました。
 私はこの4月に新設された「立憲パートナーズ」のメンバーになっています。「nyan's コラム」に、政治的な内容はあまり合わないと思っており、今後もほとんど書かないつもりです。ただひょっとして数年後に自分の人生が、ガラリと変わることがあれば、その契機が「今日」であろういう思いもあって書きとめました。

写真:立憲民主党、枝野幸男氏の講演

立憲アカデミー2018 
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福岡県保険医協会 第432回北九臨床研究会

2018年05月19日
 昨日は雨の中、小倉駅近くのKMMビルに行き、表記の研究会で「禁煙成功率向上のノウハウを考える」というタイトルで講演をしました。主催者側の要望テーマである「禁煙成功率向上のノウハウ」は、私も知りたいところで、とても人様にノウハウをお伝え出来るほどでもないので、タイトルには、あえて「・・を考える」を追加しました。
 開始前に結構な雨になったため、当初予定の半分程度しか参加がなかったそうですが、遠く八女市からの参加もあったと聞いて、本当にうれしい気持ちになりました。気象条件が悪くとも参加する人達は、かなり熱心な人達と言えます。そのせいか、約1時間の講演後の質疑応答ではとても有意義なやりとりが出来ました。
 日本の喫煙率は1960年代から一貫して減り続けていますが、そろそろ頭打ちの感があり、また加熱式タバコの登場により、真の喫煙率も分からなくなってきたように思います。今は紙巻きタバコから加熱式タバコへのダイナミックな転換期にあります。従来からの禁煙治療も重要ですが、今後はさらに加熱式タバコに重点を置いた対策も必要で、まだまだ勉強と戦いが続いていきます。

写真:講演前のnyan「今日は雨だし、本当にお客さんが来るのかな?」

保険医協会講演2018 
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ジェネリック医薬品のネーミングは宇宙語

2018年05月16日
 国の方針として医療費抑制目的で、なるべくジェネリック医薬品を使おうという方向性になっています。どんどんジェネリック医薬品が出ていますが、私はそれらのネーミングが気になります。自分が勤務する病院以外の医療機関で処方された薬の内容が、すぐに把握できないからです。ジェネリック医薬品の名前で、先発品を類推出来る割合が少なくなっているような気がします。
 こんなことがありました。「アレルギー性鼻炎でベポスタチンベシル酸塩錠を服用していたが、風邪を引いて、マインベース錠プルスマリンA錠を追加で処方された」患者さんが受診されました。抗アレルギー薬や風邪薬の名前は常識的に知っているはずですが、この3つともわからず、「今日の治療薬」で調べて解決しました。ベポスタチンベシル=タリオン、マインベース=クラリスロマイシン、プルスマリンA=ムコソルバンとのことです。全然、関係ない宇宙語みたいなネーミングじゃないですか!(怒)ただでさえも忙しい外来で、意味不明の宇宙語の薬の名前を調べるのに、それなりの時間がかかるし、もし急患で、その薬にアレルギーがあるという情報の場合には、医療安全上も問題があります。ジェネリック医薬品のネーミングを改善してもらいたいと思っている医療者も多いのではないでしょうか?例えばベポスタ・・何チャラではなく、タリオンAとかタリオンXとかなら、調べる必要がありません。
 ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンタロウ、ウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラマンキング、ウルトラマンレオetc. そして、おそ松、カラ松、十四松、一松、チョロ松、トド松の世界に医薬品業界も学んで欲しいです。(おそ松云々で年代がばれますね。)
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スライド作成に奮闘中

2018年05月13日
 5月は禁煙治療に関する講演が2つ、そして守備範囲が変更になった4年生の講義があります。前者はそれぞれ1週間前と2週間前に主催者にスライドを提出しなければならず、いつも直前までああでもない、こうでもないと講演内容をいじくっている私にとって、ちょっと辛い作業になっています。
 また4年生の講義は範囲が一部変わった上に、主な内容であるCOPDのガイドラインが4月に変わってしまい、COPDの定義や治療の一部など、スライドの作り直し作業が生じてしまいました。もう少し後なら洗練されたスライドが世の中に出回るはずなのですが、今は取り急ぎガイドラインの本をスキャンして変更部分のスライドを作っています。今日はお天気が悪かったので、ずっと自宅に籠もってスライド作りをしていましたが、スキャンは苦手な方で、やっと出来たと思ったら、ネコの毛が挟まって写っていたりで苦労しました。
 私は空が晴れると、ウキウキして集中力が落ちる方なので、今日のお天気は例外として、しばらくは遊び心をぐっと押さえて頑張ろうと思います。

写真:スキャンしたもの(安定期COPDの重症度に応じた管理):ネコの毛除去後

安定期のCOPD管理 
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若松旅行:響灘ビオトープ

2018年05月12日
 宗像市に住んでいるnyan先生(車はセレブな福岡ナンバー)にとって、実は若松区に行くのは大旅行です。平日の通勤はそんなことを言ってられませんが、土日に若松まで行こうとすると、それはそれは遠くに感じるものです。
 毎日の通勤はいつもコスモス街道を通っていますが、ずっと前から気になっていたのが「響灘ビオトープ」です。今日はお天気も良かったので、思い切って午前中に行ってみました。
 ここは廃棄物処理場だった場所に、長い年月をかけて、草が生え、湿地が出来て、鳥や魚が棲みつくようになった生態系です。誰もが手軽に散歩、写真撮影、バードウオッチングを楽しむことができます。日本では最大級のビオトープとのことですが、若松病院からも近く気分転換にはお勧めの場所です。今度は別の季節にまた訪れてみようと思いました。

ビオトープ1 

ビオトープ2 

ビオトープ3 
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複雑な麻疹ワクチンの接種歴

2018年05月06日
 沖縄で流行している麻疹が、GW期間中の人の動きにより他の地域へ感染が拡大することが懸念されています。麻疹は空気感染の他、飛沫感染や接触感染でも拡がるため、麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がいると、12-14人の人が感染するとされています。
 このため、4月の後半から医療機関では、発症者の把握や感染拡大防止にピリピリした状態が続いています。一方で私と同年代の人達は、幼い頃に麻疹に罹っており、この騒ぎに違和感を覚えているかも知れません。例えば私は幼稚園には行きませんでしたが、2歳下の妹が幼稚園時代に様々な感染症に罹り、私もうつされました。当時の親の間では「20歳までに罹っておかなければならない感染症、大人になってから罹ったら重症になる感染症として、麻疹(はしか)、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)」が常識になっており、子ども達の誰かがこれらに罹ったら、わざと兄弟姉妹を近づけて、病気をうつさせていたものでした。当時は妹が風邪を引くたびに、家の中では妹から隔離されましたが、妹が麻疹に罹るやいなや、親は待ってましたとばかり、私を妹に近づけたものでした。
 麻疹ワクチンは1966年に日本に導入されたものの、任意接種だったため普及せず、1978年から1, 2歳の子どもに1回のワクチン接種を開始、2006年からは現在の2回接種となり、2015年には、WHOから日本は麻疹の「排除状態」と認定されました。このため下図の通り、28歳から46歳の人達が1回接種のみ、特に41歳から46歳は、接種率が高くない世代になっています。一方で40歳以上は麻疹の大流行期を経験しているため、大半は免疫を持っており、現状では28歳から40歳前後の人達が一番気をつけなければなりません。
 しばらくは麻疹の動向から目が離せませんが、若松病院で拡がらないように、情報収集を続けていきたいと思います。

参考:麻しんとは(NIID 国立感染症研究所)

写真:麻疹ウイルスの接種歴(https://weathernews.jp/s/topics/201804/250105/)

麻疹ウイルスの接種歴 
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平成30年度若松病院3W病棟歓迎会

2018年05月03日
 昨日は若松区畠田のアートテラスで、3W病棟の歓迎会がありました。ここは昨年の同じ時期に歓迎会を行った、とても感じの良いイタリアンレストランで、今回も奥の方の一角を貸し切り状態で使わせていただきました。
 今年度も多くの新人看護師さん、また数人の異動してきた医師を迎え、冒頭、伊藤師長さんから人事のことや病棟のデータ、病院の方向性などの話があり、みんな神妙に聞き入っていました。歓迎される側の挨拶では、当科の山口雄大先生が「今話題になっている山口です。」と挨拶を始めましたが、山口先生には是非とも「良い山口さん」の代表として有名になって欲しいです。
 歓迎会の座席はくじ引きだったので、普段話すことのないスタッフと長時間話し込むことが出来て、本当に楽しかったです。私はいつものようにシメの挨拶をしましたが、もうみんな良い気分になっていたので、大きな声で\(^o^)/三唱をして、楽しく終えることが出来ました。

写真1:伊藤師長さんの挨拶
写真2:山口先生の挨拶
写真3:"nyan先生を下手に撮るコンテスト"最優秀賞受賞作品

病棟歓迎会2018-1 

病棟歓迎会2018-2

病棟歓迎会2018-3 
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第58回日本呼吸器学会学術講演会(大阪)

2018年04月30日
 今年もまた日本呼吸器学会に参加してきました。たぶん卒後5年目くらいから、2回の例外を除きずっと毎年参加してきます(例外:9年目の病棟留守番、2011年の震災)。学会は4月27日から29日までの3日間でしたが、26日は各種委員会(2つ)と定例総会、懇親会も参加しました。
 学会は例年通り15の会場が同時進行で、素晴らしいプログラムですが、体が1つなので1日数個位しか聴くことが出来ません。今回は「IIPsをめぐる諸問題」「AMR対策、高齢社会における呼吸器感染症」「スモークフリー推進の現状と課題」 「iPS細胞研究:山中伸弥教授」「慢性呼吸器疾患患者への最適な呼吸ケア」「日本版ACOの手引き」「Optimizing Management of COPD」「COPD治療の問題点」「気管支喘息吸入療法のパラダイムシフト」「ポスターセッション(喫煙):座長」「What are COPD exacerbation?」「COPDガイドライン改定と今後の行方」を回りました。特に今回は学会直前にCOPDのガイドラインが改定されたこともあり、シンポジウムによっては、会場に入りきれない所もあって、私も2, 3か所、直前に入る会場を変えたりもしました。
 今回当院からは、4月に九州労災病院に異動した島袋活子先生が、「既治療進行・再発非小細胞肺癌におけるラムシルマブとドセタキセル併用療法の有効性・安全性の検討」という演題で3日目のポスターセッションで発表しました。あいにく私は同じ時間帯に「喫煙」のセッションで座長をしたため、島袋先生の発表には立ち会うことが出来ませんでした。前後のポスターには同じ治療の報告がたくさんあり、島袋先生にとって良い刺激になったのではと思います。
 学会はシンポジウム、講演、研究発表のみならず、社会活動的な側面もあります。私は男女共同参画委員をしているので、2日目の昼下がりに男女共同参画委員会のブースで参加者の皆さんに、アンケートの記載をお願いする当番をしました。昨今女性医師が占める割合が増えていますが、出産、子育て、あるいは介護などで第一線を離れてしまうという問題があります。これは男性医師も含めて医師全体としての「働き方」を真剣に見直さなければならず、社会的にも重要な位置づけの委員会だと思っています。
 今回もまた新しい医学情報を得るだけではなく、今後の自分の働き方や社会を考える良い機会になりました。

写真1:ポスター発表前の島袋先生
写真2:男女共同参画ブースにて
写真3:同ブースには全国の委員の顔写真が掲示されています(拡大)

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J-BREATHのアドバイザリーコミッティー

2018年04月28日
 今年度から日本呼吸器障害者情報センター(J-BREATH)のアドバイザリーコミッティーに就任しました。新規に6名が就任するようで、私は在宅酸素療法を専門にしている訳ではありませんが、これも何かの御縁かと思い引き受けました。
 今週の後半は日本呼吸器学会学術講演会のため、大阪に来ています。早速、学会初日にJ-BREATHのブースに立ち寄り、理事長らに御挨拶をしました。下記にJ-BREATH会報に掲載された挨拶文のコピーを載せます。私とJ-BREATHの関係がちょっとわかるかと思います。
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 このたびアドバイザリーコミッティーに就任しました産業医科大学若松病院の吉井と申します。私とJ-BREATHとの繋がりは、2009年にソウルで開催されたアジア太平洋呼吸器学会(APSR)がきっかけでした。懇親会で日本人らしい女性が一人でテーブルに着席されているのに気づき、誰かしらと話しかけたのが、遠山理事長との出会いでした。その時、遠山さんは韓国のHOTの患者団体との交流のためソウルに来られており、当時、ソウルで勤務されていた帝人の佐野さんが両国の患者団体の橋渡しをしていることも知りました。学会後に早速J-BREATHに入会し、呼吸器学会や禁煙活動の場で遠山さんや事務局長の岸田さんと情報交換を重ねるようになりました。

その間に私は2011年に開院した産業医大若松病院へ異動しました。当院がある北九州市若松区東部は、かつての工業地帯で住民の高齢化が進んでいます。このため入院も外来もCOPDが多く、HOTの患者さんも増えています。開院当初はCOPDの患者会を作ろうと「若松COPDスクール」という勉強会を立ち上げましたが、いつの間にか、COPD以外の患者さんも参加するようになり、途中から名称を「若松はいスクール」に変えてしまいました。まだまだ試行錯誤の病院作りが続いていますが、大学病院でありながらも、年を追う毎に地域医療に傾いて来ています。COPDをキーワードに禁煙治療、HOT、吸入指導、勉強会、呼吸リハビリなど総合的に力を入れていきたいと思っています。またJ-BREATHと日本禁煙学会の活動をつなげる役割も果たしていきたいと思っております。今後ともよろしく御願い致します。

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写真:J-BREATHのブースにて(左から岸田さん(前事務局長)、nyan、遠山理事長、佐野さん(新事務局長))

J-BREATH 2018 

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春のソウル旅行(ソウルの森散策)

2018年04月22日
 この週末、春が来たのでソウルに行って来ました。これで54回目の韓国旅行になります。今回は春の美しい景色を求めて「ソウルの森」という市民公園に行きました。漢江の北側に隣接した、いくつものゾーンがある広い多目的公園ですが、地元の人達も絶賛する都会のオアシスです。咲き乱れるチューリップと新緑や湖の美しさに心を奪われて、しばし時が経つのも忘れて過ごしました。
 今回は北朝鮮情勢も危機を脱した感があり、何の憂いもなく、3人の別々の友達と会話や食事を楽しみました。国が違うからこそ、年齢や上下関係のこだわりなく、人生を語り合うことが出来るような気がします。本当に気持ち良く過ごすことが出来た週末でした。

写真1:満開のチューリップ
写真2:湖のほとりで
写真3:ソウルの森から漢江を望む

54回目の韓国1 

54回目の韓国2 

54回目の韓国3 
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産業医大の唐崎裕治先生(宗像市長選挙)

2018年04月15日
 嘘、隠蔽、保身、ニセの記憶喪失、野蛮な強行採決などが大嫌いなnyan先生です。ここ数年の国会の状況を見て、メラメラ、メラメラと怒りの炎を燃やし続けてきました。そんな私でも、北九州市で一生懸命働いた仕事の疲れを、夜や週末に癒やすことが出来る宗像市での生活が大好きで、とても満足していました。ところが去年偶然にも悪いニュースを知ってしまいました。それは日本会議系の森友学園っぽい小中一貫校が、宗像市の市有地に建設されるとの情報で、まさに寝耳に水でした。しかも安倍昭恵氏が「東京宗像会の名誉会長」や「むなかた応援大使」にまで就任していました。本当に地元の政治に無関心でいる間に、とんでもない事になってしまったと、途方に暮れていた矢先、次期宗像市長選に「産業医大の名誉教授が立候補」という新聞の見出しが目に飛び込みました。
 「産業医大名誉教授の唐崎(からさき)裕治先生?はて、一体誰だろう?」と思い、あれこれ調べているうちに、医学部ではなく産業保健学部の教授をされていた先生で、政治に対する考え方も私と100%一致していることがわかりました。1週間程前に初めて正式にお会いして名刺交換をしましたが、確かにどこかですれ違った記憶があるお顔でした。誠実なお人柄と優しい眼差しに魅了されてしまい、チラシ配りなどの時間が取れない私は、SNSを通じて情報を発信することにしました。
 幸いにも小中一貫校の話は、諸般の事情で没になりましたが、引き続き地元の政治にアンテナを高く立てておかなければなりません。今日は生まれて初めて、選挙の出発式というのに参加しました。数人の応援演説の後に唐崎先生が出馬の決意を述べられ、その後、選挙カーに乗って出発されました。私達は「これからさきは、からさきさん!」と大合唱して、唐崎先生を送り出しました。選挙まであと1週間、全てがうまくいくことを願っています。

写真:唐崎(からさき)裕治先生(奥様と共に、御本人の許可を得て掲載)

唐崎先生 
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今年度のポリクリの始まり

2018年04月12日
 今日の1限目は産業医大で5年生のポリクリ(呼吸音聴診実習)をしました。隔週の木曜日に担当しているのですが、今年度から産業医大1号館8階の医学教育改革推進センターで行うことになり、またシミュレータもMr. Lungの新しいバージョン(ラングⅡ)に替わり、今日は記念すべき第1回目となりました。
 ラングⅡでは、前胸部と背部が同時に聴診出来るようになり、操作もタブレットで同時に5台までできます。また吸気と呼気は台座のLEDランプが同期して点滅するため、非常にわかりやすくなりました。18年間、前のバージョンで実習をしてきたので、大丈夫かなと心配しましたが、同時操作のおかげで、前よりも効率良く実習が出来るようになりました。
 この記念すべき最初の実習をポリクリK班と一緒に行いました。トラブルなく終了して、うれしさのあまり、みんなで一緒に写真撮影をしましたが、本当に良い記念になりました。

参考文献:
吉井千春. シミュレータで学ぶ肺音. 呼吸 34(8):827-830. 2015

写真1:ラングⅡのタブレット
写真2:ポリクリK班と一緒に

ポリクリ2018-1 

ポリクリ2018-2 
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ヤブ医者は誰だ!

2018年04月11日
 私は平成10年から週1回、宗像市の赤間病院で外来を担当しています。今年でもう19年目になりますが、非常勤とはいえ、こんなに長く働いていると、色々な出来事に遭遇します。1週間前から痰がらみの咳が出るという患者さん(仮名:舞子さん)が受診されました。7年前にマイコプラズマ肺炎に罹ったので心配になったとのことでした。7年前の話を詳しく伺うと・・。
舞子さん:「その時はマイコプラズマ肺炎と百日咳に同時に罹って、大変でした。お医者さんからは、とても珍しいと言われました。」
nyan:(マイコと百日咳の同時多発テロ?きっとヤブ医者が血清抗体価の解釈を間違えたのだろう?フフフ。)「そうなのですね。」
舞子さん:「その時の検査結果をずっと持っています。どうぞ御覧下さい。」
nyan:(担当医:ヨシイの名を発見!)「ニャ!」
舞子さん:「その節はお世話になりました。」m(__)m

 よく見るとマイコプラズマも百日咳も抗体価が上がっていて、しかもちゃんとペア血清まで調べて確認していました。今そのデータを見ても同じ診断をすることでしょう。素晴らしい!7年前の私、と一瞬思いましたが、マイコと百日咳の混合感染が本当に稀なのか、きちんと文献で確認までするのが、本物の医者の仕事だと思います。もう7年前の記憶はなく、記憶がないということは、そこまではしていなかったのでしょう。そういう意味で、7年前のヨシイという医者はやっぱりヤブ医者なのだと思いました。

写真:赤間病院の待合室にある医師紹介写真。乾杯の「とりあえずビール」を飲んだ直後の幸せな顔(10年位前、ソウルにて撮影)

Dr. Yoshii 
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女が土俵に上がってどこが悪い!

2018年04月08日
 この1週間、普段は見もしない大相撲の土俵の問題でかなりエキサイトしました。随分前にも女性の大臣や知事が土俵に上がれないという問題がありましたが、今回は人命救助にも関連し、医療従事者として憤懣やるかたない気持ちになりました。翌日、相撲協会の理事長が陳謝していましたが、その後も女性が土俵に上がっていけない状態が続くと思うと、いい加減にしろと言いたくなります。もちろんほとんどの女性にとって、土俵の上に上がる用事はないでしょう。しかし性別により可能性が閉ざされることが問題です。
 世の中には様々な形で差別が存在しています。性別、国籍、人種、学歴等々。生まれ落ちた時の性別、国籍、人種、親の職業や家柄、家の経済状態は自分の意志とは関係ありません。差別をする側の人達は、たまたま50%の確率で男に生まれたとか、たまたま日本人に生まれただけで、自分の努力とは全く関係がありません。差別をするタイプの人間は、「もし自分が相手の立場なら」と想像する能力が欠如していると思います。あるいは差別する相手を作ることによって、自分の何らかのコンプレックスをカバーしているのかも知れません。差別される側は敏感なので、差別心を持った人を簡単に見抜くことが出来ます。
 日本国内のあちこちで、様々な形の差別が存在し続けています。相撲も「国技」とか「伝統」の名の下に平気で女性差別を続けています。全人口の半分を差別する競技に国技を名乗る資格はありません。前述のように日常生活では土俵の上に上がる用事はないので、緊急性がなく、すぐには解決しないかも知れません。しかし基本的人権を尊重する真の成熟した社会とは、あらゆる差別がない社会であり、少しずつでも差別を解消すべく努力を続けなければと痛感しました。

写真:我が家の庭のアメリカハナミズキが満開です。

ハナミズキ2018 
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桜の週末に・・・。

2018年04月01日
 この週末は諸々の用事で、西(博多)へ東(小倉)へと、桜吹雪の中を動き回りました。桜の開花など若い頃は、興味もなかったし、そんな心のゆとりもなかったのですが、ここ7-8年はあちこちの桜の写真を撮って楽しんでいます。
 ところで誰も知らないと思いますが、実は私は「肉球新党」の党員です。肉球新党は「猫が幸せに暮らせる社会は、人にも優しい。だから、戦争に反対、原発にも反対。そして、動物と人が共生出来る社会を。」というスローガンで市民活動をしています。今日の午後は飯塚の党員と一緒に、桜が満開の福岡市天神をデモして歩きました。もちろん安倍政権反対のデモです。
 小学校6年生の時のことです。朝、学校に行くと新しい担任の先生が黒板に何か文字を残していました。「オレは先週君たちに教えた基本的人権を体で表現するために出掛ける。今日の授業は休みにするから、教室で自習しておいてくれ。」という内容でした。みんな驚きましたが、同時にカッコイイとも思いました。そしてその先生との出会いが、その後の私の人生に大きな影響を与えました。先生の行動から「社会に対して何か意見があっても、心の中にだけ留めていては社会は変わらない。しっかりと意見を述べたり行動することによって、社会を変えていくことが出来る。」ということを学びました。今日は1年ぶりにデモに参加しましたが、今週末は宗像市長選の候補者を応援しに行く予定です。
 本当に日本人は政治に無関心な人が多すぎると思います。今日と近未来だけ、自分と周囲の人だけが、その日暮らし的に大過なく過ごせれば良いと思っているようです。政治に無関心な人達や選挙に行かない人達の存在が、我が国の未来を危ういものにしていると感じています。

写真1:田舎の桜(宗像市釣川)
写真2:都会の桜(福岡市那珂川)

田舎の桜 

都会の桜 
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早い桜の満開

2018年03月28日
 今年は寒くて長い冬から、突然春が訪れたせいか、例年より早く桜が咲き始めました。若松病院前の桜は今日が満開かも知れません。病院前に桜の木が数本ありますが、いつも南側(郵便局側)から順に咲いていきます。今日は南から2本目が一番きれいでした。一方、一番北側の木は、珍しく根元からも花が咲きましたが、あっと言う間に摘み取られてしまったようです。ちょっと悲しい気持ちになりました。自然に散るまで、そのままでいて欲しかったです。

写真1:南から2本目の桜(3月28日撮影)
写真2:今はない根元に咲いた桜(3月26日撮影)

桜2018-1 

桜2018-2 
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恐ろしか〜!福岡空港滑走路閉鎖

2018年03月25日
 今年の年明け早々に我が家に1通の招待状が届きました。それは何と中学校卒業以来、初めての同窓会開催の案内でした。中学卒業後、8つの高校にバラバラに別れた同期生達。よくぞ企画してくれたと大喜びで、その日のうちに出席の返信を出し、航空便とホテルの予約を取りました。3月に入ると心は故郷の小樽に飛び、昔のアルバムや文集を見たりして過ごし、3月21日の祭日には、派手ではなく地味でもない同窓会用の服を買いに出掛けたのでした。同窓会は3月24日の午後6時からホテルノルド小樽にて開催で、開始直前に集合写真を撮るから遅れないようにとの案内がありました。
 いよいよ3月24日当日、興奮して朝早くに目覚めて、早めに福岡空港へと向かいました。すると途中で友達から「福岡空港の滑走路が閉鎖されてるよ!」と連絡が入りました。ニュースやツイッターで情報をチェックすると、本当にひどい状態のようで、目の前が真っ暗になりました。空港に着くと各航空会社のカウンター前は立錐の余地もないほど人がいて、出発便の掲示板を見ると、午前の便は軒並み「欠航」の文字が並んでいました。私の飛行機は11:45発のANA289便(札幌/新千歳行き)。掲示板には搭乗口変更とだけ書かれていました。10分前に出発のJAL便の札幌行きは既に欠航が決まっており、次にANA289便も欠航になってしまうのかと思うと、胃がキリキリ痛み出しました。
 10時半ごろから一部の便が出発出来るようになりましたが、軒並み2-3時間の遅れ。11時半を過ぎても、ANA289便はこれ以上の情報が入りませんでした。いよいよ本来の出発時間になり、やっと搭乗手続き開始の放送がかかり、出発時間がわからないまま手荷物検査を通り過ぎました。結果的にANA289便は2時間以上遅れて出発、その後、新千歳空港から小樽まで電車で移動し、小樽駅からホテルまで全力疾走して同窓会開始の5分前にホテルにゴールインしました。ちょうどその時、ロビーで集合写真を撮るために同期生達が集まっており、その中に飛び込んだ私は、ひとりコートを着たままの姿で写真に収まりました。その後は同期生達と時を忘れて、小中学校時代の思い出話に夢中になりました。
 いつも思うことは、大きな旅行の最初のステップでこんなトラブルに巻き込まれたら、本当に踏んだり蹴ったりです。私はと言えば、金銭の問題より、2ヶ月以上前から心待ちにしていた45年ぶりの再会が危うく打ち砕かれるところでした。午前の札幌行き直行便4便のうち、結局飛んだのは私のANA便だけでした。同窓会の挨拶で福岡空港のトラブルの話をしたら、私の強運に拍手喝采で、男子からは「おまえ、昔からそんな悪運が強いヤツだったなぁ。」と声を掛けられました。本当にハラハラドキドキの初同窓会でしたが、自分の強運を再確認出来た貴重な経験になりました。

写真1:福岡空港の出発便案内
写真2:同窓会の案内版(ホテルにて)
写真3:ホテル(中央)と小樽運河

中学同窓会1 

中学同窓会2 

中学同窓会3 
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